いま注目の大豆麺。取り入れるメリットと活用法とは？

2023.09.04

3回目の今回は大豆麺のお話です。
大豆を使った加工品は昔から数多くあり、健康的な食品として登場する機会も多くあります。納豆や豆腐に始まり、精進料理やビーガン用の食品として、お肉の代わりに使われるものも増えてきました。
その中で、最近目にすることが多くなったのが大豆麺です。なぜ大豆でわざわざ麺を作るのか、どこがヘルシーなのか、知っているようで知らない大豆麺のことを今回はご紹介したいと思います。

大豆麺をおすすめする理由

大豆麺はたんぱく質が豊富な大豆から作られており、※パスタの2倍程度のタンパク質が含まれているため、主食で手軽にたんぱく質が摂れます。
※盛田屋大豆麺ホームページ資料より

大豆から作っているので、糖質の量はパスタやご飯に比べて低いので、糖質制限がある方でも気軽に食べていただけます。また、低カロリーなので体重管理が必要な方にもおすすめです。

最近の健康志向で注目されているのがグルテンフリー。パスタやうどんなどの麺やパンに含まれるグルテンが大豆麺には含まれていません。

大豆麺に含まれる栄養素は、大豆由来のものですので、大豆編でご紹介したものと栄養素とほとんど同じですが、大豆加工品なので消化が良いのが特徴です。

大豆編はこちら>>>

体を作るために必要不可欠。特に歳を重ねる中で、摂りたい栄養素の一つです。麺は主食になるので無理なく良質のたんぱく質が摂れます。

盛田屋の大豆麺はおからも含まれているので、食物繊維が豊富に含まれています。

大豆に含まれる、ビタミンEや糖の消化に役立つビタミンB1、骨を作るカルシウム、マグネシウム、葉酸も豊富に含みます。

大豆ならではの栄養成分、大豆イソフラボンや大豆サポニン、大豆レシチンなども含みます。

大豆麺を使うメリットを調理や保存の視点でご紹介。大豆麺ならではの、ゆで汁の活用方法を合わせてご紹介しています。

大豆麺は乾麺なので、常温で保存でき、保存期間も長いのが特徴です。　

大豆麺はゆでてから少しおいても、あまりのびないので、ご家族がバラバラに帰る場合も、ゆでておくことができます。

大豆麺の湯で汁には、栄養がたっぷり含まれます。そのまま麺のスープにしても使えますが、余った時には卵や野菜を入れて、スープを作るのも、おすすめです。

たんぱく質豊富な大豆麺は、味わいもしっかりとあるので、グラタンやサラダの具として活躍します。

朝は手軽にスープ麺。季節の野菜とベーコンを入れて煮たところに、ゆでた大豆麺を加えます。主食として、サイドメニューとしても。　

大豆麺を茹で、ゆで汁にめんつゆと水溶き片栗粉を入れてスープを作り、大豆麺、お好みの野菜を加えて温麺に。

夕食はサイドメニューのサラダに大豆麺を加えて、たんぱく質補給。ゆでておいた大豆麺が冷蔵庫にあれば便利です。

消化に良く、胃の負担も少ない大豆麺。つゆに卵を溶いて、大豆麺にかけた簡単鶏卵そうめん風など簡単な麺はいかがでしょうか。部活帰りの学生さんには、パパッと作る具沢山の炒め麺がおすすめです。たんぱく質もたっぷりと摂れます。

今回は、大豆麺を知っていただくために、おすすめポイントや栄養、調理メリット、活用レシピをご紹介しました。
健康志向のフェーズが一段と増す時代に高たんぱく質、グルテンフリー、低糖質、低カロリーの大豆麺をご高齢の方、働き盛りの方、若い方と広い年代の方々にご活用いただけると幸いです。

株式会社　FarmTable
栄養士　本川洋子